藤井恵嗣
デュナミス 代表コーチ
使命を共に見つけ、可能性を最大限に引き出すそれがデュナミスの仕事です。
組織デザイン、リーダーシップトレーニング、ライフデザインコンサルティングなど、クライアントさまのニーズに基づき、人とチームが最大限のパフォーマンスを発揮できるようにサポートさせていただきます。
ビジネスコーチング
あなたらしいビジネスを!
人生の大部分の時間は、ビジネスで使われます。従って、 自分らしいパフォーマンスを発揮し、最小限の労力で最大限の効果を上げることができるなら、どんなに素晴らしい人生となることでしょうか。ビジネスコーチングは、あなたの「情熱」「強み」「スタイル」を明確にし、あなたらしいパフォーマンスでビジネスに取り組めるようにサポートします。
チームコーチング
あなたのチームを強くする!
人生のミッションや企業におけるビジョンは、一人では実現できません。仲間やチームが必要です。そして、そのチームが、それぞれの器官(目や足)の個性や役割を生かしつつ、「一つのからだ」のように機能するなら大きな力や影響力を発揮できます。チームコーチングは、あなたの仲間やチームが、まさに「一つのからだ」として機能できるようにサポートします。
ライフコーチング
あなたらしい人生と家族を築く!
ビジネスで成功し、富や名声を手にしても、自分らしい人生ではなく、共に喜べる家族との関係が上手くいっていないなら悲しいことです。ライフコーチングでは、あなたらしい人生の構築や生涯を共にする夫婦や家族との豊かな関係を築くことをサポートします。
コーチングとは?
Who is Coaching For?
<コーチの語源>
コーチという言葉は、「馬車」という語源に由来しています。「大切な人をその人が今いるところからその人の望むところまで送り届ける」という意味合いで、目標を達成したり、自己実現したりするまでサポートする人のことをコーチと呼ぶようになったといわれています。
<ライフデザイン・コーチングとは>
「クライアントが、自らの人生をデザインして歩めるようにサポートすることです。」
それは、人々が自らの答えを見つけ、自らの選択によって人生を歩むことができるよう、効果的にサポートするための手法です。その人の「ありたい姿」に向かって、相手が本来持っている能力や可能性を最大限に発揮し、ゴールを達成できるよう双
方向のコミュニケーションを通して、発見と気づきと選択をもたらすプロセスを「コーチング」と考えています。その過程においてコーチは、行動プランを共に練る、障害となっていることを明確にする、必要である協力体制を作る、などを行っていきます。
コー チは相手が安心して何でも自由に話せる空間を作り出し、「何がしたいのか?」「どんなビジョンを持っているか?」「本当はどうしたいのか?」「自分らしく あるってどういうことか?」など色々な視点から効果的な質問を投げかけます。それによって、相手は選択肢が増えたり、あいまいな点が明らかになったりする ので、自然と行動が促され、自分に対する気づきや学びを深めていくことができます。
コーチングでは「その人が必要とする答えは、その人自身が見出す事ができる。」と考えています。コーチはこの考えを大前提にし、相手の中に驚くべき可能性があることを信じて関わっていきます。
コーチストーリー
「ヒトデの物語」は、 Life Design Coachingのベースになっている『コーチング・バイブル』- Co-Active Coaching −で紹介されているものです。
私もかって、この男のように生産性や効率的なことを重視し、人生を勝ち負けでしか計ることしかできないようなものでした。トップアスリートを目指していた私にはある意味仕方の無いことであったのかも知れません。言い訳?
そんな私のもとに、二人の外国人コーチが訪れて質問しました。
「人生で最後に残るものは何ですか?」
「もし神様が、絶対に失敗することは無い!と約束してくれたら、何を実現したいですか?もちろん1つだけですよ。」
私はこの質問に即答出来ませんでした。これが私とコーチングとの恥ずかしい出会いです。
しかし、この2つの質問から、約5年近いコーチング関係の中で投げかけられた無数の質問によって、その後の私と家族の人生、そして私が関わる人々と仕事に大きな影響を与えるものとなりました。ある意味、あの2つの質問が人生を変えたと言っても過言ではありません。
今思えば、私はあの男ではなく、日干しになって死にかけていたヒトデだったのかも知れません。そして、母国を離れ遠い日本の地で、まさにあの女のように足下にあるヒトデに手を伸ばしてくれたのが、二人のコーチでした。
これが私のコーチとしての原体験です。それから後、私も彼らのようでありたいと願って職場でコーチングに取り組んできました。
しかし、「私はちゃんと海に投げ返して来たのだろうか?」という大きな苦悩の中から、CTIで学び、LDNを立ち上げ、私に取っての「砂浜」に出かけていくことを決断しました。
この決断に至ったのにも先輩コーチの方々を通してのコーチングがあったからです。
私は確信します。コーチングが「あなたがあなたであること」を具体的にサポートすることを!
コーチングのメリット
コーチングを生活の中に取り入れることによって、色々と自分の中に変化がおきてきます。今まで常識だと思っていたことに捕らわれず、視野が広がり、自分を取り囲む周りが見渡せるようになります。 そうする事で、真の「自分らしさ」が見え始め、本当にやりたいことも考えられるようになります。そこから、あなたの中にある驚くべき可能性と夢が解き放たれます!
波を創ろうとするサーファーがいないように、私たちの人生に、新たな波を起こそうとする必要はありません。私たちが乗る波は、すでに人生の中で起きているからです。
言い換えると「乗るべき波はすでに起きている!」という事です。コーチングは、その波に乗るテクニックとバランス感覚を身につける事をサポートします。
自分はどんな人生を送りたいのか、どんな生き方をしたいのか、その答えが自分の中にあることに気づくことで、「自信」を持つことにもつながります。
コーチングを受けると、体験したことや行動したことが、知恵や経験にまで昇華されます。それは、一度限りの会話ではなく、継続したコミュニケーションなので、やりっぱなしになることが少なくなるからです。
PLAN・DO・CHECKのマネジメントサイクルというものがありますが、コーチングはPLAN(計画)の部分とCHECK(確認)の部分を明らかします。ここが明らかになれば何をすればいいのかがわかるので実行に移しやすくなるのです。実行に結びつかない気づきはどんなに素晴らしく、感動的であっても人生の実とはなりません。
ほうっておくと流れるように時間は過ぎていきます。そうならないためには、考えを整理する時間が必要です。少し立ち止まって自分を見つめなおし、軌道修正を図ることで、結果的には生産性も高くなり、自分の本当に望む人生を送ることが出来るのではないでしょうか。
コーチングの土台
ライフデザイン・コーチングの土台となる考え方
コーチングの土台となる考え方には、様々な心理学や自己啓発、精神世界の考え方が含まれていますが、ここでは、わたしがコーチングで大切にしているコーチングの土台となる考え方を紹介します。コーチングを効果的なものにするための重要なポイントは、このコーチングの土台となる考え方をお互いに尊重しあうことだと考えます。
以下、コーチングで大切にしている土台となる考えをお伝えします。
1. クライアントはもともと尊い存在であり、自ら答えを見つける力を持っている
2. クライアントの人生全体を取り扱う
3. クライアントが主題(テーマ)を決める
4. クライアントと共に、その瞬間瞬間から創り出す
それでは、順番に詳しくお伝えしましょう。
1. クライアントは尊い存在であり、自ら答えを見つける力を持っている
コーチングにおいて、もっとも基本的な考え方は、クライアントが答えを見つける力を持っているというものです。人間誰しも失敗があたり、弱い部分があります。病むときもあります。しかし、それらのことで尊くない(価値が無い)ということではありません。ましてや、自分らしく生きるための答えを見出す力が無いということではありません。
確かに、クライアント自身が自分は答え見つける事ができないと信じ、自分でその答えを見つけようとする代わりに出来合いの答え(借り物)を、他人から手に入れたいと思うこともあるでしょう。
し かし、そのようなことをして手にしたとしても、ピッタリ来ることは少なく、いつまでも答えを他人に求 め、依存してしまうことになりかねません。
ですから、まずコーチングでは、「クライアントは自ら答えを見つける力を持っている。」と信じることから始めます。
コー チがクライアントに与えることができるのは答えではなく、問いなのです。コーチが投げかける問いによって、クライアントが自らの思いや置かれている状況を探りさえすれば、実 は自分が思っている以上に自分のことをよく知っていることに気づくはずです。それだけでなく、自分が本当は何を望んでいるのか、何が自分のヤル気を引き出 し、何がヤル気を無くさせるのか、どんな人生を生き、何を実現したいと思っているのか、また何を恐れ、どこで自分を抑えてしまっているのかといったことに ついてもすべてすでに知っていることに気づくでしょう。人は概して、自ら答えを発見したときほど強い意欲を感じ、自ら行動を起こそうとします。だからこそコーチの役割は、答えを与えることではなく、問いを投げかけることにあるのです。
2. クライアントの人生全体を取り扱う
私たちはよく、人生の一部分だけに焦点を当てて生きていることがあります。仕事では実績も上げ、認められる存在だったとしても、家庭がうまくいっていなかったり、健康を害していたとしたら、いずれ仕事にも影響を及ぼすことは間違いないでしょう。また逆に、プライベートはうまくいっていたとしても、仕事が充実したものになっていなければ、人生全体の満足度は高くはならないでしょう。
このように、コーチは人生の一部分だけを扱うのではなく、人生全体を見て、クライアントがいかに充実した人生を送れるか、バランスの取れた人生に近づくか、人生というプロセスをより深く味わえるのかということを考えながら、コーチングしていきます。
3. クライアントが主題(テーマ)を決める
コーチングでは、何について話すのか、その主題を決めるのはコーチではなくクライアントです。コーチングの関係においては、何よりもクライアントが望む結果を得ることに焦点が当てられます。
つまり、主人公はあくまでもクライアント自身だということです。コーチの役割は、クライアントが自ら設定した主題から逸れないようにサポートすることです。というのも、クライアントはつい目先のことに気を取られ、人生の大きな主題を見失ってしまうことがよくあるからです。ライフデザインコーチングでは、クライアントは「どのような人生を送りたいのか」といった大きな主題をコーチのサポートを受けながら最初の段階で明らかにしていきます。その後のコーチングでは、日々起こる様々な問題や課題(これを小さな主題と言います)を扱っていきますが、そのときもコーチは、大きな主題を意識しながらクライアントをコーチングしていきます。
4. クライアントと共に、その瞬間瞬間から創り出す
コーチングにおいて、よい結果が得られるかどうかは、コーチ1人によるのではなく、コーチとクライアントという2人の関係にかかっています。 コーチとクライアントは、互いに協力し、クライアントが求めるものを手に入れるための協働関係を築きます。したがって、どのようにコーチングしてほしいか をあらかじめクライアントがコーチに伝えておくことはとても重要なことです。たとえば、どんなふうに自分のことを呼んでほしいのか、どのような言い方をさ れると意欲が湧くか、逆に失うか、感じたことを率直に言ってほしいのか、あるいは自分に対してどんどんチャレンジしてほしいのか、など様々な関わり方があ ります。
コーチはクライアントに対して、安心して何でも話せる場を作り出します。そして、クライアントを一人の人間として尊重しつつ、正直に関わります。クライアントが示す反応のすべてが、次の瞬間どの方向に向けてコーチングを進めていくのかを判断するための情報源とみなします。
一方、クライアントは、コーチが何かをしてくれることをただ受身的に待つだけではなく、自分の立てた目標や願望の達成に向けて、自ら積極的に関わっていくという姿勢(コミットメント)や正直さが求められます。自然発生的に2人の関係が深まるのをただ待つのではなく、よい結果を得られるようにお互いに関係を作っていくことで、コーチ・クライアント双方が当初思い描いていた以上の成果が出ることは良くあることです。
コーチングの実際
ライフデザイン・コーチングの実際(全体の流れ)
1.サンプルセッション(体験コーチング)
サーフィンの素晴らしさ楽しさは、体験しないとわからないものです。コーチングも同じです。ですから、実際にコーチングを行うかどうかは、サンプルセッションで試していただく事をお勧めしています。
内容としては、クライアントの未来のビジョンの明確化、視点の転換、視野の拡大、自分でも気づいていないクライアントの素晴らしさや価値観・本質を感じ取れるようなセッションを目指します。
サンプルセッションに費やす時間ですが、
・コーチングの受け方などの説明:5分~10分
・サンプルセッション:20分~30分
・セッション感想と通常コーチングの説明:10分
と、トータルで1時間弱になります。
2. コーチング契約
契約内容の(同意事項)の確認です。
コーチングの契約は、口頭ではなく契約書で文書にして行います。
・セッション料金 ・セッション回数 ・セッション時間 ・コーチング方法 ・料金支払い方法
・キャンセル時の対応等。
導入セッション事前資料「ウエルカムパッケージ」の説明
3. 導入セッション(オリエンテーション)
コーチ・クライアント双方にとって、通常のセッションが実りあるものにするために、「導入セッション」を通して、クライアントの人生全体のバランスや価値観を探りながら、コーチングを受ける目的・達成したい目標・現在位置を明らかにします。
内容としては、
1)コーチングの効果的な受け方やコーチングで大切にしている考え方を共有する。
2)クライアントが大切にしている考え方(価値観)やクライアントの強み(能力や資質)
を共有する。
3)コーチングで扱うテーマやゴールを具体的に決める。
4)次回のセッションについて確認する。
4. 通常セッション
毎回毎回のセッションは、クライアントが主題を決めて行われます。
コーチが持つ専門性は、コーチングで何を話すかよりも、どうコーチングするかというプロセスにあると言えます。コーチの役割は、あくまでもクライアント が自らの夢や欲求、あるいは願望を明確化し、それに沿った目標や成果を得られるように側面からサポートする事にあります。ここが、コンサルタントが主題を 設定して行うコンサルティングと違うところです。
通常セッションは、例えば一回45分の場合
・前回から今回までの間の振り返り:5分~10分
・今回のセッションで扱いたいテーマ:20分~25分
・次回までの行動計画や課題:5分~10分
というような大まかな流れで行われます。
5. 終了セッション
終了セッションとは、通常セッションの最終回になります。
事前に「クライアントアンケート」「これからの方向性」「今のバランスを振り返る」「コーチングセッションを振り返って」というシートに記入し、クライ アント自身でコーチングの成果を認識してもらいます。これによって、自分がコーチとともに、どんな成果を作り出してきたのかを確認することで、自信やセル フイメージの向上につながります。
コーチングの心臓部
ク ライアントの主題には、2つのレベルがあります。1つは、私たちが「大きな主題」と呼ぶ、コーチングの心臓部です。それは、クライアントの人生全体を視野 に入れたレベルで、クライアント自らの価値観にもとづき、充実感で満たされ人生を生きることであり、力が湧いてくるような選択を繰り返すダイナミックな人 生を生きることであり、毎瞬毎瞬が深く心に刻み込まれるような味わい深い人生を生きることです。
日 常生活において、私たちは何かをする、あるいはしないかといった意思決定を無数に行っています。そして、それらの意思決定は、それがたとえどんなにつまら ないものに見えても、私たちがより充実した人生を送るか否か、よりバランスのとれたダイナミックな人生に向かうか否か、そして人生というプロセスをより深 く味わうか否か、ということに大きな影響を与えています。
一 方、クライアントの主題の2つ目のレベルは、私たちが「小さな主題」と呼ぶ、クライアントが毎回のコーチング・セッションに持ってくる具体的なテーマに焦 点を当てたレベルです。それはそれできちんと対応する必要がありますが、たとえそれがどんなテーマであっても、その小さな主題を入り口にして、より充実感 にあふれ、よりバランスのとれた、より味わい深い人生をクライアントが生きるにはどうすればいいかという大きな主題を探求するコーチングは可能であり、か つ重要であるとライフデザインコーチングでは考えています。
コーチングの注目点
ライフデザイン・コーチングの注目点
(1)価値観と充実感
ライフデザインコーチングでは、クライアントの価値観と充実感に注目し、自らの価値観を認識し、充実感に満ちた人生を歩めるようにサポートします。
多 くの人が充実した人生を見つけようとして苦労するのは、そもそも誤ったところを探していることに原因があるのではないでしょうか。彼らは充実した人生をど うやって「手に入れるか」ということばかりを考え、そのためにまず何を持っていて何を持っていないかを比較し、その差を必死に埋めようとします。つまり、 「もの」を求めているのです。しかしながら、ものを手に入れることによって得られるのは、束の間の満足感にすぎません。欲しくてたまらなかったものをやっ との思いで手に入れたときの喜びが、あっというまにさめてしまったことがなかったでしょうか。
充 実感とは、周りの状況にかかわらず、その人が100%その人らしくイキイキとしているとき、つまり、目一杯自分という存在を表現しているときに、感じるも のだと考えます。充実感と快感は、同時に感じることはありますが、必ずしも同一のものではありません。人生で最も貧しくてつらかった時期がもっとも充実し ていたと言う人たちもいます。このように、何に充実感を感じるかは、人によって異なる上、つねに変化します。
ではここで、あなたが自分に至上の喜びをもたらす何かをしている場面を想像してみてください。
愛 する人たちとともにいる場面でもいいですし、天賦の才を発揮して人の役に立っている場面でも構いません。実際にそれを体験することができたら、さぞかし充 実感を感じるでしょう。ここで思い浮かべたことが、まさにあなたが人生でもっとも価値を置いているものにしたがって生きているとき、つまり価値観に沿って 生きているときの姿です。
価値観が明確になると、自分にとって何が大切で、何が大切でないかがよく分かるようになります。自らの価値観を尊重すると、仮にそれが困難を伴っていたとしても、人は充実感を味わいます。
(2)サボタージュとその対処
ライフデザインコーチングでは、クライアントが自らのサボタージュを認識し、その対処法を選択できるようにコーチングします。
サ ボタージュとは、その人が前へ進もうとするのを妨げようとする「自己制限的な思考」を指します。たとえば、今までやったことがないことに挑戦しようという 時に、ふと頭の中に次のようなメッセージが流れることはないでしょうか? すなわち、「どうせ無理に決まっている」「きっとうまくいかないに違いない」 「失敗したらどうしよう」「他の人は何て言うだろう」といったメッセージです。こうしたメッセージが頭の中に流れると、多くの場合、途端に当初の意欲や自 信を失ってしまいます。
サ ボタージュは変化を恐れます。人が自分の夢やビジョンに向かって進もうとすると、当然今までの住み慣れた領域から外に出なければなりません。それをサボ タージュは何とかしてとめようとするわけです。このサボタージュの声にだまされないようにするには、まずその声に気づくことが大事です。「ああ、サボちゃ んが何か言っているな」というくらいに軽く受けて止めておけばいいでしょう。あとは、サボタージュの言うことを聞くか、それともあくまで自分のいきたい方 向に向かって進んでいくかを選択すればいいのです。
サ ボタージュは誰にでも必ずいます。それは一匹や二匹ではありません。そして、サボタージュを見つけても完全に「抹殺」することはできないのです。なぜなら サボタージュは必ずしも悪いものではないからです。実は、サボタージュはその人を未知の危険から守ろうとしているだけなのです。サボタージュの声が聞こえ るということは、その人が自分の夢やビジョンに向かってチャレンジしようとしている証でもあるのです。
し かし、チャレンジや変化には必ずリスクを伴います。そのリスクを負わないと夢やビジョンは実現しません。ですから、もし今のままではイヤだというのなら、 未知の危険から身を守ろうとしてくれているサボタージュの好意には感謝しつつも前に進んでいかなくてはなりません。そういう意味では、サボタージュとのい い付き合い方を身につける必要があるでしょう。
(3)行動と学習
ライフデザインコーチングでは、クライアントの行動と学習に注目し、それらを進め、深められるようにコーチングします。
ク ライアントがコーチングを受けた結果、生み出されるのは行動と学習です。この2つの力が合わさって、はじめてクライアントの人生に変化が起きます。コーチ ングの大きな目的の一つは、クライアントの「行動を進める」こと、そしてもう一つの大きな目的は、クライアントの「学習を深める」ことです。
コー チングがカウンセリングなど他のよく似た手法と異なるのは、クライアントの「行動」を重要視する点です。人がコーチングを求めるのは、多くの場合、それが 行動という目に見えやすいものに焦点を当てているからです。彼らは、人生のある分野でどうしても自分の望む変化が起こせないのは自分の行動に原因があると 考えます。ただ、自分一人ではなかなか行動が起こせないので、コーチというパートナーを得ることで自分の目標に向かって着実に行動を起こそうとします。し かし、実際には、行動を起こすだけでは物足らず、その結果学びを深めることができなければ、効果的かつ持続的な変化をもたらすことはできません。
一 人でやる気や意気込みを持続させるのは、なかなか難しいものです。おそらく、誰にでも最初は強い意気込みを持って始めたのに、実際には実行しなかったり、 途中で断念してしまったりした経験があるでしょう。例えば、お正月明けに何か運動を始めようとか、もっと人の集まる場所に出かけようとか、今度こそ趣味と よべるものを見つけようなどと固く心に決めたものの、数ヵ月後に振り返ってみたら結局何もしていなかったというような経験です。そして、「どうせやらなく ても誰も気づきはしない」などと自分に言い聞かせたことも何度となくあったことでしょう。
そ のような時、ただ誰かに自分のやろうとしていることを話しておくだけで、俄然真剣味が増してきます。自分の決意を公にすることで、それがどれだけ自分に とって大事なことかを明らかにできる上に、そこにいつも意識を向けることができるようになるのです。このように、誰かパートナーがいると、自分一人の場合 に比べてやる気はずっと高まるものなのです。
し かし、とにかく行動を起こして前に進んでいればいいかというと必ずしもそうではありません。行動を起こした結果、そこから何を学んだのかという「学習」と いう要素もコーチングには欠かせないものです。行動と学習は、相互補完的な関係にあり、いわばセットのようなものです。どのような行動を起こしても、それ を振り返ることによって次なる行動を考える上で役に立つ情報を得ることができます。
た とえば、「うまくいったことは何か?」「うまくいかなかったことは何か?」「次にやるときはどこをどう変えるのか?」などと問い掛けることで学びを深める ことができます。これを繰り返すことで、行動の「質」が高くなっていきます。ちなみに、行動を起こさなかった場合でも同じことが言えます。例えば、「何が 障害だったのか?」「その障害を取り除くにはどうすればいいのか?」などと問い掛けることで、そこからも学びを深めることができるでしょう。